1/16日練習日誌
名前:まこと日付:2012/01/17 14:55:15
大雨で寒い中の練習。
去年ははグラウンドが荒れてしまうので、禁止されていた雨の日の練習ですが、
最近では5メートル四方の水溜りのない場所があれば練習は開始されます。(結局、グラウンド全部つかいますが)
こういう日の練習は、寒いし、濡れるし、砂は摩擦を増して、肌を削り取るように痛い。
本当に憂鬱になって部活に行く足がとても重くなってしまいます。
でも、自分は雨の日の練習は嫌いではありません。
なぜなら、こういう時いつも下さんという先輩を思い出すからです。
自分が下級生だった頃、どんなに雨が降っても(たとえ台風のように風がつよくても)練習はありました。
その時ほんとに嫌でしかたなかったのですが、下さんは練習前に真っ先にグラウンドに走って行って、水溜りにダイビングしていました。
それを見習って、自分もダイブしてみたら少年にかえったようで、泥んこまみれになりながら練習をするのがとても好きになりました。
多分、大学生にもなってドロドロになりながら練習しているのはラグビー部ぐらいだと思います。
はたから見てたら、ガキっぽくてバカらしいかもしれません。
でも自分はそんなラグビー部が好きです。逆に誇らしくもあります。
部員それぞれ、大会がなくモチベーションも下がり気味で、寒い時期、
しかもこんなに雨が降っていたら、自然と部活に行くのが嫌になるかもしれません。
でも、プレイヤーだけでなくマネージャーもこんな寒い中、来てくれています。
自分は、こういうつらい練習の時は、嫌な顔をせず、いつも以上にはりきった声を出していくように努力しています。(みんなを盛り上げる以上に、自分を盛り上げるために)
そしたら、いつの間にか楽しい練習になっているものです。
最高で最強のチームになる。これはみんなの目標だと思いますが、これを単なる学生時代のラグビー部だけでの目標にしてはいけないと思います。
その過程にある、つらい練習や仲間たち、勝利への自信が人生の糧となって、これから先絶対に生きてくると自分は確信しているからです。
単なる、「大雨で寒い中の練習」で終わらずに、そんな日にどういった気持ちで挑めたか、これを乗り越えることで、その先になにがまっているかを考える事ができれば、さらにより良いラグビー部になることができると思います。
つらい時こそ、みんなで楽しく練習できる。それって最高じゃないか。
ちがうか。いや、ちがわない。