西医体に向けて
名前:Atushi日付:2017/06/06 01:40:17
練習お疲れ様です。
まずは二年目を中心に上級生のみなさん、新歓お疲れ様でした。
一年生は琉球大学医学部ラグビー部への入部おめでとう!
最後の新歓でしたが、頼もしく元気な一年生がたくさん入ってくれて本当に嬉しいです。是非これから琉大ラグビー部を盛り上げる中心的存在になってください!
一年生へラグビーに関するアドバイスですが、新歓で見学していた時と違い、みんなは西医体に向けての重要な仲間です。「ちょっとよくわからないので外で見ています」ではなく「よくわからないけど、とにかくやってみます」という姿勢を大事にしてください。
この時期に一年生が積極的に練習や試合に参加している年は、西医体でチームとしても良い結果を残せています。それだけ一年生がチームに与える影響は大きいのだなと感じながら練習に参加してくれたらと思います。
今日早速一年生の何人かが、合わせの際に先輩の後ろにつきながら練習をしていて素晴らしかったです。是非これからもどんどん継続してください。
自分も一年生のこの時期に先輩から時には優しく、時には怒られながらも教わり学んだことが、ラグビーをしていく上での礎になっています。将来のためにもこの時期を大切にしてください。
チーム全体のことですが、今回は九山で感じたことと、西医体に向けてのことを書きたいと思います。
まずは九山ですが、決勝で完封できたことが個人的にはとても嬉しかったし、チームとしても九山をやりきったという思いに繋がる要因だったと思います。
どんな試合でも苦しい時間帯があるもので、そこで簡単に得点を与えないことはチームとして誇らしいことです。
自分は九山の決勝で、何点取ってもチームとして気を抜かず、戦い続けたことで、大きな達成感を得ることができました。
無失点で試合に勝つためには、組織的な守備をすること、ペナルティーをしないこと、接点で勝つことが重要です。チームの日頃からの練習、規律、個人の日頃の努力が失点0という数値として現れるのだと思います。
ラグビーでは西医体レベルやプロのレベルでも組織的な守備をベースに試合運びができるチームが好成績を残しています。
西医体に向けて名護高校との練習試合や学生リーグがあり、多くの選手が出場します。まずは西医体まで、そしてそれから先も、守備にこだわれるチームであり続けてほしいと思います。
西医体に向けてですが、組み合わせが決まり、関西医歯薬が終わり、自分達の山にいるチームが徐々に見えてきました。
僕らの初戦で当たるのは川崎医科大学と奈良県立医科大学の勝者です。奈良県立医科大学は関西医歯薬で3位ということもあり、一回戦で勝った、僕らの初戦の相手はどちらであってもしっかりとしたチームです。
ですが、みなさんも今回の九山や色々な場面で経験があると思いますが、ラグビーは試合が始まって、実際に体を当ててみないと本当の実力は分かりません。
だからこそ僕らとしては日頃から真摯にトレーニングに励まなくてはいけないし、試合当日では良いアップから良いコンタクトができることに集中することが大事だと思います。
大会で良いアップをするためには日頃の練習や試合から実践しなくてはならないと思います。どんなことでも慣れないことをすると逆に緊張してしまいます。
良いアップをするという文化は僕らの偉大な先輩たちが残してくれた琉球大学医学部ラグビー部の素晴らしい文化です。
自分は今でも試合前にみんなで良いアップをしていると、以前一緒にプレーしていた先輩達を思い出すことがあります。僕らはそのようなな先輩達に背中を押してもらっているのかもしれません。
みんながそういった感覚で試合に入れるチームは本当に心強いと思うし、相手にとって脅威な存在だと思います。
このように先輩達が自分やチームに与え、残してくれたものはたくさんあります。そしてその想いは自分の中やチームに流れ続けています。
そのことを噛み締め、感謝しながら自分に残された、このラグビー部での活動の一つ一つを大切にしていきたいと思います。