練習日誌
名前:まさし日付:2017/01/30 00:29:35
こんばんは、やんまさです。
最近良く本を読んでいます。直近でよんだのは「聖の青春」という本です。3歳にして腎ネフローゼを患い、28年の短い人生を、閃光のごとく駆け抜けた棋士の生涯を描いた物語でした。今度映画化しますよ!
この本を読んでいる間、つねになにか、ラグビーの試合前のような緊張感が僕の中にありました。それは文章からでも感じられる、主人公の勝利への身を削るある種執念のような「覚悟」から、僕に響いてくるものでした。
あ、忘れてたな。
と思いました。日々の練習はおろか、練習試合においてすら、僕はこの感覚をいつの間にか失っていたな、と。おそらくは、僕以外も。
練習でパスミスをしたとき、油断して内ギリを簡単に許したとき、1対1で完敗したとき、試合で自分のミスでトライやターンオーバーを招いたとき。
一番それらのミスを許せないのは自分自身であるべきです。
練習試合でも本気で勝ちにいかなきゃ何の意味も無いです。
昔よしよしが練習試合で負けたときに、「なんでこの程度のやつらに負けなきゃいけないんだ。情けない、悔しい」と珍しく涙を流していたのが記憶に強く残っています。
西医体で優勝し、大きな大会も無い今が一番気が緩む時期だとおもいます。
ですが、僕らは現チャンピオンです。
そして連覇することは簡単なことではないです。去年打ち負かしたチームが全力で僕らを研究し、去年よりずっと練習して挑んできます。
日々の練習で勝つ意思の弱いチームは、リベンジに燃えるチームには勝てないです。
勝利に貪欲になりましょう。たとえそれが練習試合でも、練習の一部でもです。
こないだの練習試合でアツシが珍しくノックオンして吼えてました。あれを当然の反応にしたいです。
もうひとつ、意識したら上達につながることを書いておきたいなって思います。
日々の練習でなにをするのか、その日自分がどう成長するのかを明確に意識することです。
僕は特に、ウォーターのアタックしているときや合わせの練習において、敵と陣地で自分のすべきことを考える癖をつけるように意識してます。今後はパスをもらった瞬間に減速してしまわないようにってのもカンタに言われてやろうと思ってます。
FWのみんなだったら
ウォーターの飛び出し
コース
シェイプのタイミング
バックスとの連携
・・・
やることはほんとに多いです。そのなかから、その日意識すべきことをまずはひとつ決め、それを徹底して意識し、反復することによって、無意識へと落とし込んでいく。
結局この作業と、たゆまぬ思考が上達の一番の近道なんだと思います。
そして上達は自信につながります。自信は更なる上達への意欲となります。『自信有る自己流は、自信なき正統派に勝る。』という格言を体現してるのが吉川です。
上達して、自信もってやれればラグビーはもっと複雑でもっと楽しいです。きっと。
そんで勝つともっともっと楽しいです。絶対。
楽しく、でも勝利には貪欲に!ん?逆か?
本気でやるからこそ勝つと楽しいしうれしい。
負けると泣くほど悔しいんです。
長くなりましたね。
あるスポーツ選手の言葉を借りて締めにします。
「練習場になにをしにかたのか!を自身に問いかけながら取り組め。
成功に必要なのは勤勉、忍耐、練習、研究、そして情熱である。」
月曜日、まずは僕自身が情熱を持った練習に取り組みたいと思います。
一年生はテストがんばってね!!
留年って、意外と身近にあるもんだよ!