ちょっと前になるけど、クリスマッチの話です。負けてたせいもあったろうけど、試合中みんな楽しそうじゃなかったんで。 メンバーは西医体の時とほぼ一緒。それなのに何故か勢いがなかった。特にディフェンスの時、他の人が抜かれるかもと思ってて全力で前に出られない、自分の仕事だけに集中できないっていう印象を受けました。 やっぱ下の投稿の人が言ってるように、ぼくもチームプレーで大事なのは絆だと思います。一緒に過ごす大切さはもう書かれているので、ぼくはプレーヤーとしての視点で書きます。 どうせラグビーをするなら怖がったり痛がったりせず、思いっきりやったほうがいいです。それにできれば上手くなったほうが楽しいと思います。人間関係の話として。 団体競技においてチームメイトは戦場で背中をあずける相手、戦友なわけです。その中で信頼を勝ち取るためには仲良しなだけじゃなくてやっぱそれなりにできないと。気遣ってもらいながら試合に出てもつまらないでしょ? 誰かと信頼し合えるっていうのは気持ちのいいもんです。普段からいつも一緒にいるわけじゃないけど、部活でひろたかとプレーしているときのなんとも言えない心地よさ。あれはただの友情とも違う気がします。 自分が信頼している相手がまた、自分を信頼してくれている。しかもそれを疑う必要がない。それは長年連れ添った女房といるような安心感です(ぼく独身ですけど)。また、去年うちの家の下でハセさんからもう一度大会に出ると聞き、「大地とはもう一度一緒に試合したいし」って言われた晩は嬉しくて眠れませんでした。仲がいいってだけじゃなく相手を認める、認められるということ。ぼくはそれが楽しくてこれまでラグビーを続けてきたんだと思います。 これは対戦相手との間でも起こることです。試合が終わったらどんどん外に出ていってください。仲間と団結して一つの目標を目指すのはラグビーの楽しみのまだ半分。ほら、ノーサイドとか言うでしょ?いつも一緒に騒いでいないと居場所がなくなるようなのを仲間とはいいません。 全学のメンバーも、久留米のメンバーもそう。やっぱりただの友達とは違う友情を感じます。西医体のあと、同級生の九大ラグビー部からは「優勝したらしいやん。おめでとう。正直むかつくわ(笑)。福岡来ることあったら連絡してな。飲み行こう。」ってメールもらいました。消えないように保護して、今もとってあります。 琉大医学ラグビー部がただの仲良しでなく、信頼しあえるチームであり続けられるように、一人ひとり頑張ってください。 下級生もそろそろチームを引っ張る側だって自覚持ってね。今伸び盛りの一年生は春から先輩になるわけだし、二年生っていえばぼく、山路、周平、ひろたか、友さんなんかは副キャプテンやってたころです。すぐ教える側になるんだから、聞ける人がいる今のうちに分からんことはどんどん聞いてください。 上級生は自分にしかできないプレーを見つけて伸ばしていってほしいと思います。西医体の時も他大学と話してて名前が挙がるんはやっぱり5年生。龍太の無尽蔵な運動量、周平のキックや体さばき、誠のネジがぶっとんだようなラン、ハセさんの状況把握能力といつでも出来るプレーのキャンセル。みんなほかの人には出来ない、相手チームの予想を上回るものを持ってます。4年生は幹部終わって自分の練習ができるようになるし、これからが伸びるチャンスだから頑張って。 あとマネージャー。今回の西医体、勝ち残ってきた強豪相手に点差をつけたのは間違いなくサポート力の差です。高校生でも週一が限度の公式戦を二日に一試合というハードスケジュール。勝ち進んだほかのチームは気力だけで動いてる状態だったはずです。特に決勝の後半、あの得点は阪大と初戦で戦ってたら絶対入っていません。栄養管理、ストレッチ、テーピング、試合の流れを理解したビデオ撮影など、今大会での琉大の大きな武器でした。ここまで高度なサポートとなるとマネージャーになったら誰でも出来るというものではないので、上のマネージャーに教わって技術を受け継いでいってほしいです。 色々書きましたがラグビーを思いっきり楽しんでください。そして新歓で一年生たちに、ラグビー部楽しいよって心から勧められる部活であって下さい。 必須 2000文字以内 [bbs:youtube:(Youtubeの動画ID)]と書くとYoutubeの動画が貼れます。(例:[bbs:youtube:OQThUAQ0UN0])