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九山結果は二年連続の準優勝、この悔しさを忘れずに・・・。

2009/05/12




ご報告が遅くなり申し訳ありません。
5月5日、湯布院スポーツセンターにて行われた九山決勝戦対久留米大学は7-13で敗れ、
最終結果は二年連続での準優勝となりました。

昨年の結果を受けてシード校となった今大会は、4月29日の二回戦対鹿児島大学から始まりました。
鹿児島大は一回戦が不戦勝だったため、お互いに初戦となったこの試合は、
ヤンボキックオフを受けた琉大が、一度も相手に球を触らせずにトライ。
そこから試合は一気に琉大のペースになるかと思われましたが、
やはり初戦の硬さからかいくつかのミスもあり、やや拮抗した展開に。
しかし、この流れを変えたのは今大会で医学からは引退となる頼れるプロップひろたか。
1トライ目のP→GOに続き、2トライ目もその強さとしなやかさであっさりインゴールを陥れ、チームを勢いづけました。
その後はBK展開で外、FWモールからサイド、と狙った形でトライが取れ、終わってみれば24-3の快勝。
反省点を残しつつもまず初戦をしっかり突破し、いい形で次の試合に向かうことができました。

準決勝は5月3日、対長崎大学。
この試合も早い時間帯で琉大が先制トライを挙げましたが、直後にトライ・ゴールを返されて逆転。
しかし、接点での戦いに自信を持って戦えたため、ここで慌てることなくすぐに再逆転のトライを奪い、
その後も練習してきた形からトライを重ねて前半だけで4トライ。
このまま「圧倒」を合言葉に後半に臨みましたが、やはりどこかに油断があったのか、
軽いプレー、ミスから相手に2トライを奪われてしまいチームは悪いムードに。
藤井のだめ押しトライで試合を決定づけたものの、外から見ていたマネージャーに、
「全然声が出てない」「足が止まってる」とダメ出しされてしまいました。
最終スコアは36-19、二回戦に引き続き、勝って兜の緒を締めるべき試合でした。

そして、5月5日、決勝戦対久留米大学。
誰しもが自分たちの勝利のみを信じて臨んだ一戦でしたが、結果はまたしても一歩及ばず。
セットのミス、自陣でのペナルティを繰り返してしまい、それが試合中に修正しきれなかった。
冷静になって敗因を挙げれば、こんなところだと思います。
とにかく、最後まで自分たちは勝てると信じていましたが、結果は7-13、PG2本差での敗北となりました。


琉大の勝利を信じ、応援してくださった皆さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
本当はこの場で最高の結果を報告することで、皆さんの気持ちに応えたかったのですが・・・。

ただ、結果は満足できるものではありませんでしたが、今回もこうして無事に九山遠征を終えることができたのは、
いつもこのチームを支えて下さるたくさんの力のおかげです。
特に全学のみんなや哲平さんには、いつも練習に付き合ってもらい本当に感謝しています。
そして、今大会には網走からはあげちゃん、兵庫から卓馬、沖縄から奈津季が応援に駆けつけてくれました。
決勝戦では、宣さん、サッカー部や琉大のみんなも会場まで足を運んでくださり、ありがとうございました。

また、今回もたくさんのOB・OGの皆様方から遠征費の援助をいただきました。
佐村博史先生、比嘉啓先生、永野貴昭先生、富田正人先生、又吉宣先生、大城琢磨先生、宜保慎司先生、
新垣洋平先生、裴漢成先生、小田浩央先生、梅津守一郎先生、飯田卓馬先生、坂奈津季さん、能登美奈子さん。
さらに、今回の遠征では山地家、安慶名さんからも一部遠征費を負担していただきました。
これだけの皆さんから支援していただき、遠征に行くことができる現役部員は本当に幸せです。
本当にありがとうございました!

そして、今回の悔しさを晴らし、皆さんの期待に応える場として、西医体が残っています。
チームはすでに勝負の8月に向けて動き出しました。
新入部員も加わり(詳細は後日)、このチームはまだまだ伸びしろがあります。
残り3か月弱、このチームでラグビーのできる時間を大切に、日々成長し続けたいと思います。

「あの負けがあったから」
8月11日にそう言って笑えるように、臥薪嘗胆、琉球大学医学部ラグビー部は走り続けます!



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